北陸新幹線開業後に何度か金沢に取材がてら旅行をしたのですが、金沢駅周辺・兼六園・近江町市場・ひがし茶屋街などでは、外国人観光客をちらほらと見かけたのは印象的でした。
やっぱり、開業以前よりも外国人観光客は増えているかもしれないです。
外国人観光客が「増えている(今後増える見込みがある)」とすると、「外国人観光客をもてなす」一環として、例えば飲食店やおみやげ屋などでしたら、メニューや商品の表記を外国語対応させるとか、ホームページや各種パンフレットを外国語対応させるとか。
そういった「外国人観光客に向けての対応が必要」だと感じる方も多くいらっしゃると思います。
下の写真は、金沢駅の鼓門側の出口にある観光案内所の横に置いてあったパンフレットや地図。・・・すでに外国語対応をされていますね。
外国語対応はすでに始まっています
英語、中国語、韓国語などの言語に対応しています。
売り上げにつながるような機会は可能な限り得たいはず・・・観光地としての評価も落としたくはないはずですしね。
外国人観光客に「日本語ばっかりで、100%楽しめたかどうかわからない」という感想を持たれては、もったいないですよね。
というわけで、金沢市では「外国人観光客の受け入れ」の検討や整備を行う方のために、補助金で支援を行う制度があります。
「金沢市外国人旅行者受入環境整備事業補助金制度」と呼ばれる制度です。
金沢市外国人旅行者受入環境整備事業補助金制度ってなんですか?
以下、金沢市が公開しているPDF資料から引用します。
北陸新幹線金沢開業により増加している外国人旅行者が安心して市内観光を楽しめるように、民 間事業者による外国人旅行者の受入れのための整備事業に対し補助金を交付するもの
・・・なるほどです。
この補助金制度を利用できる対象者は「宿泊事業者、観光事業者、飲食店、商業施設その他これらに類する組織・団体」だそうです。
補助の対象となるもの、補助金額、申込み方法など、詳細は金沢市外国人受入環境整備事業のページが充実していますので、ご確認ください。
北陸新幹線の開業もありますが、2020年に開催される東京オリンピックなどで日本はこの先数年間、注目度が増してくると思います。
早めの対応をされる事によって、サービスの質の向上や、競合との差別化も図れるかもしれませんね。
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