JR西日本が北陸新幹線開業に伴う外国人観光客の増加を見据えて、翻訳機能等が付いたタブレット端末を乗務員全員が持つそうです(タブレット端末とは、例えばApple社製のiPadやGoogle社製のNexus7等が有名ですね)。大体150人ほど持つことになるそうです。
また、運転士が持ち込む「運行マニュアル」を電子化して端末で閲覧できるようにすることで、ペーパーレス化による荷物のかさばりを抑えたり、軽量化なども目論んでいるとのこと。
トンネルの中はネットつながらない・・・
毎度のことなのでもう慣れましたが・・・私は北陸新幹線が開業する前である現在は、東京⇔富山間の移動に上越新幹線と在来線を利用するのですが、ネットや電話などの通信ができない区間があるんですよね。主にトンネルの区間・・・ですので、
- 「これからトンネルに入るので、しばらくの間通信がしづらいです。ご了承ください」
- 「ただいまトンネルを抜けましたので、ネット接続できます」
などといった車内アナウンスがされるのを覚えています。(正確にはどんな文言だったか忘れてしまったんですが、要は「繋がります」「繋がりません」の連絡があるという事です)
北陸新幹線の場合はどうでしょうか。
ただ、長野から金沢まで約230キロある北陸新幹線の区間のうち44%にあたる102キロほどがトンネルで、ここを通過する間、タブレット端末は通信が途絶えて使えません。
全国の新幹線のトンネルでは携帯電話などが通信できるようにする工事が進められていますが、北陸新幹線の区間では、この工事のメドがたっていないため、早期の対策が求められます。
なるほど・・・やっぱり通信できない区間が北陸新幹線にもあるとのこと。他の新幹線のトンネルでは通信が出来るように工事が進んでいるんですね。北陸新幹線も今後改善されると嬉しいですね。
通信ができない場合の楽しみ方や配慮も考えておこう
私はよく帰省時にネットがつながらない区間は、タブレット端末のKindleアプリを起動して、オフラインで読書を楽しんでいます。
例えば出張や旅行などで北陸新幹線を利用する前に、必要に応じて「しばらくの間、ネットや電話ができなくなる」旨をあらかじめ関係のある方に伝達しておくと、安心されるかもですね。
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