今年で12回目となる「花嫁のれん展」が、石川県七尾市一本杉通りで開催されます。
ところで「花嫁のれん」とは何か
あまり知識がなかったのですが、パンフレットの解説を読んで納得しました。
幕末から明治にかけて加賀藩の領地である加賀・能登・越中に見られる庶民の風習の中に生まれた独自ののれんです。
花嫁が嫁入りのときに「花嫁のれん」を持参し、花婿の家の仏間の入り口に掛けられます。
玄関で合わせ水の儀式を終え、両家の挨拶を交わした後、花嫁はのれんをくぐり、先祖のご仏前に座ってお墓参りをしてから結婚式が始まります。
(花嫁のれん展パンフレットより)
「花嫁のれん展」について
この「花嫁のれん」が一本杉通りに並ぶ商店や民家を中心に、ズラーッと飾られるのが「花嫁のれん展」です。新郎新婦がこの一本杉通りを歩く「花嫁道中」が見られるとのこと。
動画でアップされていた方がいらっしゃいますので、ご紹介します。
「花嫁のれん展」花嫁道中の様子
「花嫁のれん展」の開催情報
開催期間 | 2015年4月29日~2015年5月10日 |
場所 | 石川県七尾市一本杉通り |
お問い合わせ | 七尾市観光協会(TEL:0767-53-8424) |
公式サイト | http://ipponsugi.org/noren/hanayomenoren.html |
「花嫁のれん展」へのアクセス
公式サイトのアクセスページを参考にしました。
電車での移動の場合
JR七尾線、のと鉄道七尾線を利用して、JR金沢駅から七尾駅まで特急列車で約50分です。
車での移動の場合
北陸自動車道「金沢東IC」から能登有料道路に乗り換えてください。能登有料道路では、「上棚矢駄」「西山」「徳田大津」「横田」が最寄りのICです。和倉温泉・田鶴浜地区・能登島地区へは、「徳田大津JCT」で能越自動車道に乗り換えると便利です。
七尾まで、東京から約5時間、大阪から約4時間半、名古屋から約4時間が所要時間の目安です。
「花嫁のれん展」の駐車場
おすすめは、七尾市役所前の七尾市袖ケ江立体駐車場です。他にも、小丸山城址公園下にも駐車場があります。
七尾市袖ケ江(そでがえ)立体駐車場(七尾市役所前)
小丸山城址公園(小丸山公園)下の駐車場
左に見えるのが駐車場です。右が小丸山公園ですね。
まとめ
ちょうど昼ドラ「花嫁のれん」でも大変話題になっていますね。「花嫁のれん展」では、食事もできますし、登録文化財の建築物も見ることができます。ゴールデンウィークの観光地の候補としてみてはいかがでしょうか。
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