富山の定番観光スポットして人気が高い「称名滝(しょうみょうだき)」を見に行きました。
初めて見たのは私がとても小さなころなので、もう何十年ぶりでしょうかね・・・どういった場所なのか、以下にちょっとだけご説明します。
称名滝ってなに?
称名滝は、富山県中新川郡立山町にある、立山連峰(たてやまれんぽう)を源流とする滝のことです。
景色の良い土地「名勝(めいしょう)・景勝(けいしょう)」として、また、昭和48年に「国指定名勝天然記念物」としても指定されており、平成2年には「日本の滝100選」にも選ばれました。
滝の落差(水の落ち始めから終わりまでの距離)が約350m(メートル)あります。これは、日本一の落差となっています。
称名滝は、英語で「SHOMYO FALLS」と書きます。
富山の代表的な観光スポットして、小さなお子さん、お年寄り、車いす、ペット同伴で上る方もいらっしゃいます。
私は何度もそういった方とすれ違いました。
称名滝への行き方
私の場合ですが、富山市内から自家用車で「立山あるぺん村」を経由して、富山県道170号弘法称名立山停車場線(通称:称名道路)を進みます。
称名道路をどんどん進むと、終点に以下のような駐車場があります。
駐車場があるよ
車は70~80台ほど停められるとは思います。
立山駅からこの駐車場までのバスが出ていることがあります。「称名滝探勝(しょうみょうだきたんしょう)バス」という名前のバスで、通常は「4月下旬~11月中旬」まで運行しています。
ここに車(またはバス)を止めて、歩いて称名滝を目指します。
称名滝までの距離と時間はどれくらいかかるの?
この駐車場から称名滝までの距離は約1.3 kmあります。大人の足で歩くと、約30分ほどと言われています。
称名滝まではどんな道のりなの?
称名滝までの道中は休憩所が数か所ありますが、ほぼ上り坂です。
夏の暑い時期は、熱中症対策として帽子や水分補給ができるように、あらかじめ準備を整えておきましょう。(私の場合は、備品をそろえるために、立山あるぺん村を経由しています)
駐車場にはお手洗い(男女)がありますので、ちゃんと用を済ませてから、称名滝を目指しましょう。
称名滝は何時まで見られるの?
称名滝が見られる時間帯は6:00~18:00までです。
夜の山道は、落下や雨など悪天候の際に落盤が発生すると大変危険なので、通行が制限されています。
準備を整えて、ルールを守って進みましょう。
少し歩くと休憩所があります
途中にはその名の通り「称名平休憩所」という休憩所があります。疲れたら中に入って休みましょう。休憩所は2階建てになっています。
1階にはコインロッカーがあります
利用時間は8:30~16:00まで。数人程度座れる長椅子もあります。
称名滝を見に行くのが初めての方は、道中は上がり坂になっているので、それなりに体力が必要です。
「荷物が重い」と感じたなら、無理せずコインロッカーに荷物を預けることも検討しましょう。
展示室があります
2階には、称名滝ができるまでの歴史・集落などの様子を、模型や映像を交えて紹介する展示室があります。
気になる方は、ぜひ立ち寄ってみましょう。
途中には売店付きの休憩所があります
さらに少し進むと、おみやげ売り場があります。かき氷やソフトクリームも食べられます。「疲れたな~」と感じたら、無理せず立ち寄りましょう。
おみやげは立山アルペン村で買えるものがほとんどです。あえてここで買って荷物を増やす必要はないと思います。
水分補給やお手洗いなどの目的に立ち寄るのがベストだと思います。
ストック代わりになる「棒」を貸してもらえるよ!
上り坂は足に負担がとてもかかりますので、この「レストハウス称名」では無料でストック代わりとなる「棒」を貸し出してくれます。
観光ボランティア「立山りんどう会」から提供されているようです。ありがたいですね。
休憩所から称名滝までの道のりを確認しよう
この「レストハウス称名」の付近には「周辺案内図」があります。この時点でどの辺まで進んだのか、見てみましょう。
現在地から称名滝まで約3分の1程度進んだ、ってところでしょうかね。ここから先は、途中数か所に下のような休憩所があります。
ちょうど夏の日差しが強い時期に見に行きましたので、屋根付きの休憩所はありがたいですね。
ここから先は、お手洗いがある休憩所は1箇所だけです。
少しずつ、ゆっくり上りましょう。
称名橋から眺める称名滝
しばらく進むと、称名橋(しょうみょうばし)という小さな橋がかけられています。称名橋から称名滝を撮影しました。
称名橋に立っていると滝の水煙がすさまじくて、びっしょりになります(笑)
称名滝をバックに記念撮影をしよう
称名橋を渡ってさらに進むと、より間近で称名滝を見られます。ここは記念撮影のスポットにもなっています。
付近には年季のある称名滝についての解説があります。
4段に折れながら流れ落ちる水は、通常毎秒05~2トンもの量があります。また、融雪期(雪が融ける時期)や豪雨時(雨がひどい時)は毎秒100トンにもなることもあるとか。
まとめ
称名滝の滝つぼの直径は60m(メートル)、水深6m(メートル)もあります。
称名橋付近では、すでに「ドドドド・・・!」という滝つぼに流れる水の音が聴けます。近づけば近づくほどその音が大きくなるので、ワクワクしながら歩いていました。
もし富山に観光などでお越しの際は、是非とも称名滝に立ち寄ってみてください!
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