先日参加させていただいた富山県主催の産地見学会では、富山県氷見市にある「ひみ番屋街」を見学しました。過去に「氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館」という建物が近くにあったのですが、その建物がこの「ひみ番屋街」として移設されリニューアルオープンとなった、というイメージでいいと思います。
ちなみにですが、産地見学会のしおりには以下のような説明書きがありました。
富山湾の海の幸、氷見うどん、氷見牛など、氷見でしか味わえない特産品にくわえ、新鮮な鮮魚や手の込んだ加工食品などの氷見土産も数多く揃える。定期的にイベントの開催もあり、氷見市の観光・食・産業の中枢となる地である。
ところで、ひみ番屋街の「番屋」って何ですか?
気になっている方も多いと思います。「番屋」とは、漁師の方が漁に出る際、拠点として寝泊まりや食事をする場所のことを呼びます。外観・内観は、その番屋をモチーフとしています。
ひみ番屋街の外観
内観(フードコード)
フードコートでは、海鮮はもちろん、氷見うどん・氷見牛カレー・氷見牛コロッケ・ラーメンなど、氷見にちなんだ食品を提供するフードコートがあります。開店前に見学させていただいたので、お店はほとんどがまだ準備中でした・・・。
観光案内所があります
番屋街の中には、氷見市の観光情報センターが併設されています。氷見について知りたい、観光スポットなどの情報を得たいという方は利用すればOKですね。
番屋街から少し離れた場所には、天然温泉を使った足湯が楽しめます。
時化(シケ)による漁の調子によっては休業となるお店もあるようです。漁師の店、入ってみたかった・・・
本記事では「ひみ番屋街」について、一部ご紹介します。
氷見産の寒締め野菜の販売
野菜は冬の寒さに当たると、凍結を避けるために体内の糖度を高めます。つまり、甘さが増すということですね。この特徴を利用してつくられた野菜が「寒締め野菜(かんじめやさい)」です。近年では寒締め野菜ではなく、雪中野菜(せっちゅうやさい)と呼ばれることもあります。
ほうれん草、にんじん、ふきのとう、生しいたけ、ねぎなど、販売されています。
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