満50歳以上の方を対象にした「おとなび」会員限定のサービスで「おとなびWEB早特」という、割引でJRの新幹線や特急列車が利用できる商品が発売されることになりました。
というわけで「おとなびWEB早特」について以下に調べたことを書きましたので、ご参考ください。
「おとなびWEB早特」を利用するメリット
何と言っても割引きで新幹線や特急列車を利用できる、という点がメリットですね。例えば、山陽新幹線の「のぞみ・みずほ・ひかり・さくら」や特急列車が40%割引となったり、山陽新幹線「こだま」が 60%割引となります。
北陸新幹線についても割引対象となっています。
「おとなびWEB早特」で北陸新幹線「つるぎ」に乗る
JR西日本より発表されているPDF資料によると、特急列車「サンダーバード」+北陸新幹線「つるぎ」を利用する場合、「おとなびWEB早特」が利用できるようです。
表にすると下のようになります。
利用列車と発着駅、金額一覧
利用列車 | 発着駅 | 金額 |
サンダーバード+北陸新幹線「つるぎ」 | 大阪(市内)⇔新高岡 | 6,390円 |
大阪(市内)⇔富山 | 6,520円 | |
新大阪(市内)⇔新高岡 | 6,390円 | |
新大阪(市内)⇔富山 | 6,520円 | |
京都(市内)⇔新高岡 | 6,000円 | |
京都(市内)⇔富山 | 6,190円 |
「おとなびWEB早特」は、片道分の「乗車券+指定席特急券(普通車指定席利用)」のセット価格となっています。普通に買うよりも、安くなっています。(また今度、比較記事を書きますね)
上の表にあるように、新高岡・富山からの発着の場合のみ、北陸新幹線「つるぎ」が利用できるということですね。速達タイプの「かがやき」や、停車タイプの「はくたか」は利用できないです。
また、金額は繁忙期で+120円、閑散期で-120円、上記の金額より増減されます。下の表にまとめましたので、ご参考ください。
繁忙期・閑散期に増減される金額と設定日の一覧
設定日 | 金額 | |
繁忙期 | 2015年3月21日(土)~4月5日(日) | +120円 |
2015年4月28日(火)~5月6日(水・祝) | ||
閑散期 | 2015年6月の月曜日~木曜日 | -120円 |
「おとなびWEB早特」の発売期間、利用期間
ここで、「おとなびWEB早特」が「いつ発売されて」「どの期間利用ができるのか」確認しましょう。
発売期間
- 2015年2月14日(土)~2015年6月23日(火)まで
利用開始日の1ヶ月前の午前10:00から、7日前の午後23:00まで(電話予約の場合は17:00まで)販売するとのことです。
利用期間
- 2015年3月14日(土)~2015年6月30日(火)まで
というわけで、北陸新幹線の開業日から6月末日まで利用可能、ということですね。3ヶ月ちょっと、という期間。
「おとなびWEB早特」を利用して予約する方法
冒頭にも書きましたが、まずは年齢が満50歳以上の方のみ入会することができる「おとなび会員」になることが必要です。それで、「おとなび会員」に入会するには「J-WESTネット会員」に入会しておかないといけないんですよね。この辺、ちょっとややこしい気がしますね。
つまり、「J-WESTネット会員」に先に入会してから「おとなび会員」に入会する、という手順です。
どちらも会員登録は無料ですので、この機会にぜひ入会をしておきましょう。(会員登録はこちらの入会案内のページから行えます)
予約は2つの方法があります
「おとなび」会員に無事入会した後は、JR西日本が提供するインターネットで切符が予約できるサービス「e5489」で「おとなびWEB早特」を利用して予約する、という流れです。
また、電話での予約も可能です。おとなび会員に登録後、専用ダイヤルに電話して予約を行います。(営業時間:9:00~ 17:00、通話料無料・年中無休)。専用ダイヤルは「おとなび」専用ホームページから確認できます。
「e5489」で予約をするのか、電話で予約をするのか・・・どちらの方法で予約をするにしても「おとなび」会員登録が必要ですね。
決済はクレジットカードで
決済(料金の支払い)は、以下のクレジットカードで行います。
- J-WESTカード
- JCBカード
- UCカード
- UFJカード
- MUFGカード
- Diners Club(ダイナース クラブ)カード
- アメリカン・エクスプレスカード
- VISAカード
- MasterCard
- DCカード
まとめ
「おとなびWEB早特」の利用方法や、北陸新幹線を利用する場合の金額などをご紹介しました。「おとなび」については以前「首都圏往復フリーきっぷ」について記事にしましたが、やはり割引率が高いですね。
満50歳以上の方で、京阪神⇔北陸間を移動する際には、「おとなびWEB早特」を利用して北陸新幹線への乗車を検討されてもいいのではないか、と思います。
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