「大人の休日倶楽部」会員限定で、北陸エリアへの移動料金が安くなる「北陸フリーきっぷ」というものがあります。
以下に「北陸フリーきっぷ」の概要を書きましたので、ご参考くださいますと嬉しいです。
2016年版も発売されました。以下のページをご参考ください。料金や利用区間は同じです。
「北陸フリーきっぷ」のメリット
「北陸フリーきっぷ」には、4日間利用できる「北陸フリーエリア」が設定されています。
4日間乗り降り自由!
「北陸フリーエリア」内では、JR西日本線、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道の特急列車(新幹線を含む)、普通列車(急行・快速含む)が4日間乗り降り自由です。
全席指定席列車「かがやき」にも乗れる!
北陸新幹線の普通車指定席にも乗ることができます。(ただし、北陸新幹線の普通車指定席を利用できるのは往復1回分のみ)
ということは、全席指定席列車「かがやき」にも乗れるってことですね。
特別料金でレンタカーを借りることができる!
「北陸フリーエリア」内の駅レンタカー営業所で、SまたはAクラスのレンタカーを利用する方は、特別割引になるそうです。以下はその料金の一覧です。
Sクラス(フィット、ヴィッツなど) | Aクラス(カローラなど) | |
12時間まで | 5,100円 | 7,200円 |
24時間まで | 6,100円 | 8,200円 |
以降1日(24時間まで) | 5,100円 | 7,200円 |
超過1時間につき | 1,020円 | 1,230円 |
通常の手続きで駅レンタカーを借りた場合の料金や計算方法は、以下のリンクでご確認ください。
ここでちょっと疑問
北陸新幹線「はくたか」「あさま」「つるぎ」の自由席は4日間で何回乗ってもいいの?
北陸新幹線の普通車指定席には1往復分だけ乗れるけど、4日間のうち、普通車自由席であれば東京⇔長野間を走る「あさま」や、富山⇔金沢間を走る「つるぎ」にも乗れるのでしょうか?
駅員さんに聞いてきました。「普通車自由席なら、北陸新幹線に乗ることができる」とのことです。
ですので、北陸フリーきっぷを使えば4日間「はくたか」「あさま」「つるぎ」の普通車自由席に何度でも乗ることができます。
北陸新幹線は速いので、移動時間の短縮にもなります。北陸エリアで乗れる機会があれば、積極的に利用された方がいいと私は思います。
「北陸フリーきっぷ」はどれくらいオトクなのか?
料金を比較しました
北陸新幹線「かがやき」に乗った場合で考えてみます。以下は一例ですが、東京都区内→大宮→富山を経由する場合の料金を比較しました。
北陸フリーきっぷ 東京(都区内)発 | 普通に窓口で切符を買う | 差額 |
22,000円 | 25,120円(片道12,560円) | 3,120円 |
というように、約3,000円以上も安くなっています。
「北陸フリーきっぷ」は出発する場所によって料金が若干違います。以下の表でご確認ください。
東京(都区内)発 | 22,000円 |
川口・戸田公園~大宮発 | 21,000円 |
北陸エリアに移動してからがさらにオトク
例えば富山駅で降りて、氷見、高岡、猪谷、金沢などへ移動することもあると思います。
バスやタクシーなどを利用して移動される方も多いと思いますが、「北陸フリーきっぷ」を持っていればJR西日本線である高山線や、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道などが4日間乗り放題です。
これは大変メリットありますね。
発売期間、利用期間があります
「北陸フリーきっぷ」のようなオトクなきっぷには、だいたい「発売期間」と「利用期間」が設定されています。それぞれ以下にまとめました。
「北陸フリーきっぷ」発売期間
※有効期間開始日の1ヶ月前から前日まで発売されています。
2015年4月7日(火)~2015年7月3日(金) |
2015年10月5日(月)~2015年11月13日(金) |
2015年11月1日~2015年12月13日 |
2015年12月12日~2016年3月13日 |
「北陸フリーきっぷ」利用期間
2015年5月7日(木)~2015年7月7日(火) |
2015年11月5日(木)~2015年11月17日(火) |
2015年12月1日(火)~2015年12月17日(木) |
2016年1月12日(火)~2016年3月17日(木) |
「北陸フリーきっぷ」は、どこで売っているの?
JR東日本の首都圏エリアの主な駅のみどり窓口、びゅうプラザ、提携販売センターで販売されています。(一部取扱いしていない箇所もあるとのことです。まずは駅で尋ねてみましょう)
北陸フリーきっぷを買う前に、必要なものを確認しましょう
「大人の休日倶楽部カード」で決済が必要になりますので、必ず持っていきましょう。
また、お友達・ご家族・お知り合い・お仕事関係などで複数人の切符をまとめて代表の方が買うこともあると思います。
例えば・・・「5人分の北陸フリーきっぷ」をまとめて1人で購入する場合などですね。その場合、代表の方が大人の休日倶楽部会員であることが必要で、さらに5人分全員の会員証(代理購入証明書)が必要になります。
まとめ
「大人の休日倶楽部」会員限定で、北陸新幹線にも乗れて、北陸エリアでの移動にも便利な「北陸フリーきっぷ」の概要でした。
北陸フリーきっぷの詳細については、JR東日本のサイトでも確認できます。
大人の休日倶楽部会員の方で、なるべく費用を抑えたい方は是非ともご参考ください。
現段階で「大人の休日倶楽部」会員ではない方は
また、今のところ「大人の休日倶楽部」に入会していない方も、窓口で入会すればその場で北陸フリーきっぷの購入ができるそうです。
入会条件など詳細はこちらでご確認ください。
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